日商簿記3級 (第124回) 第1問 小問1 [解答速報]
<解答>
他店商品券 50,000 / 売上 85,000
商品券 35,000
<解説>
商品券がらみの問題のポイントは、
①当店が発行した商品券と、②他店が発行した商品券とでは、
仕訳の処理が異なるという点にある。
①当店が発行した商品券については、『商品券』勘定(負債)を用いる。
『商品券』という名前からすると、資産のように勘違いしそうだが、負債である。
後日、その商品券と引き換えに、商品を渡す義務を負うので、負債なのである。
この点を、納得して覚えておく必要がある。
仕訳は、次のようになる。
*****************************************************
(商品券の発行時)
現金 35,000 / 商品券 35,000
(商品を売り渡し、代金として当店の商品券を受取った時)
商品券 35,000 / 売上 35,000
*****************************************************
一方、②他店が発行した商品券については、『他店商品券』勘定(資産)を用いる。
これは、負債ではなく、資産である。
この商品券と引換えに、他店で商品を受取ることができる権利なので、資産なのである。
勘定の頭に『他店』が付くことを、忘れないようにする。
仕訳は、次のようになる。
*****************************************************
(商品券の発行時)
他店が発行するものなので、当店は、仕訳はしない。
(商品を売り渡し、代金として他店の商品券を受け取った時)
他店商品券 50,000 / 売上 50,000
*****************************************************
以上である。
他店商品券 50,000 / 売上 85,000
商品券 35,000
<解説>
商品券がらみの問題のポイントは、
①当店が発行した商品券と、②他店が発行した商品券とでは、
仕訳の処理が異なるという点にある。
①当店が発行した商品券については、『商品券』勘定(負債)を用いる。
『商品券』という名前からすると、資産のように勘違いしそうだが、負債である。
後日、その商品券と引き換えに、商品を渡す義務を負うので、負債なのである。
この点を、納得して覚えておく必要がある。
仕訳は、次のようになる。
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(商品券の発行時)
現金 35,000 / 商品券 35,000
(商品を売り渡し、代金として当店の商品券を受取った時)
商品券 35,000 / 売上 35,000
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一方、②他店が発行した商品券については、『他店商品券』勘定(資産)を用いる。
これは、負債ではなく、資産である。
この商品券と引換えに、他店で商品を受取ることができる権利なので、資産なのである。
勘定の頭に『他店』が付くことを、忘れないようにする。
仕訳は、次のようになる。
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(商品券の発行時)
他店が発行するものなので、当店は、仕訳はしない。
(商品を売り渡し、代金として他店の商品券を受け取った時)
他店商品券 50,000 / 売上 50,000
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以上である。
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