日商簿記3級 過去問(第113回) 第1問 小問5 [過去問]
<解答>
旅費交通費 30,000 / 小口現金 132,000
消耗品費 89,000
雑費 13,000
小口現金 132,000 / 当座預金 132,000
<解説>
定額資金前渡制(インプレスト・システム)の流れを簡単に示すと、次のようになる。
①会計係が、小口現金係に、資金を渡す。
②小口現金係が、資金を、消耗品の購入などに使う。
③小口現金係は、一定期間後、まとめて会計係に報告する。
④会計係が、まとめて仕訳する。
⑤会計係が、小口現金係に、資金を補給する。
ここでのポイントは、『仕訳をするのは会計係であって、小口現金係ではない』
という点である。小口現金係は、資金を利用した時に、小口現金出納帳に書き込んでおく。
それをまとめて、会計係に報告して、会計係がまとめて仕訳をするのである。
このような仕組みを導入している理由は、少額の取引について、その都度、会計係が小口現金係に
資金を渡し、仕訳をしたのでは、手間だからである。
本問では、上記の④と⑤の段階の仕訳が聞かれている。
④会計係が、まとめて仕訳する。
旅費交通費 30,000 / 小口現金 132,000
消耗品費 89,000
雑費 13,000
⑤会計係が、小口現金係に、資金を補充する。
小口現金 132,000 / 当座預金 132,000
以上である。
旅費交通費 30,000 / 小口現金 132,000
消耗品費 89,000
雑費 13,000
小口現金 132,000 / 当座預金 132,000
<解説>
定額資金前渡制(インプレスト・システム)の流れを簡単に示すと、次のようになる。
①会計係が、小口現金係に、資金を渡す。
②小口現金係が、資金を、消耗品の購入などに使う。
③小口現金係は、一定期間後、まとめて会計係に報告する。
④会計係が、まとめて仕訳する。
⑤会計係が、小口現金係に、資金を補給する。
ここでのポイントは、『仕訳をするのは会計係であって、小口現金係ではない』
という点である。小口現金係は、資金を利用した時に、小口現金出納帳に書き込んでおく。
それをまとめて、会計係に報告して、会計係がまとめて仕訳をするのである。
このような仕組みを導入している理由は、少額の取引について、その都度、会計係が小口現金係に
資金を渡し、仕訳をしたのでは、手間だからである。
本問では、上記の④と⑤の段階の仕訳が聞かれている。
④会計係が、まとめて仕訳する。
旅費交通費 30,000 / 小口現金 132,000
消耗品費 89,000
雑費 13,000
⑤会計係が、小口現金係に、資金を補充する。
小口現金 132,000 / 当座預金 132,000
以上である。
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